タブレットのウイルス対策は必要?おすすめアプリや無料で出来る方法も!

タブレット端末は、スマートフォンと同様に利用者が増加し、日常生活や仕事での必需品となりつつあります。しかし、手軽にネットワークに接続できる一方で、ウイルス感染やデータの漏洩などのセキュリティリスクも無視できません。この記事では、タブレットにおけるウイルス対策の必要性について、そのリスクやおすすめの対策アプリ、さらに無料で行える対策について詳しく解説します。


目次

なぜタブレットにもウイルス対策が必要なのか?

タブレット特有の脆弱性

タブレットは、PCやスマートフォンと異なり、セキュリティ面で特有の脆弱性があります。スマートフォンに比べ、タブレットは以下のようなリスクが高くなります:

  • アプリの権限管理
    タブレットでは、ユーザーがダウンロードしたアプリごとにアクセス権限が設定されます。これが不適切に設定されると、個人情報が流出する危険が生まれます。
  • アップデート頻度の低さ
    タブレットのOSアップデートはPCやスマートフォンに比べて頻度が低いことが多く、脆弱性が残ったままになるリスクが高くなります。

ウイルス対策をしないことによるリスク

タブレットのウイルス対策を怠ると、以下のようなリスクが生じます。

  1. 個人情報の漏洩
    ウイルスや不正アプリによって、クレジットカード情報やアカウント情報が盗まれる可能性があります。悪意のあるアプリがバックグラウンドでデータを収集することもあります。
  2. 不正アクセスによる乗っ取り
    タブレットのセキュリティが脆弱であると、第三者に遠隔で操作されるリスクが高まります。この結果、データの削除や勝手なアプリのインストールが行われる可能性があります。
  3. ランサムウェアによるファイルの暗号化
    近年、タブレットにもランサムウェアが仕込まれるケースが増加しています。感染するとデバイス内のファイルが暗号化され、復旧のための金銭要求が行われることもあります。

タブレットの利用場所とウイルス対策の関係

ウイルスに感染しやすい場所とその対策

タブレットの使用場所によって、ウイルス感染のリスクは大きく異なります。

公共Wi-Fiや外出先でのリスク

公共Wi-Fiの利用は特にリスクが高く、ネットワーク上の情報が盗まれたり、フィッシング攻撃の標的になったりする危険性があります。

ウイルスに感染しやすい場所での対策

  • VPN(仮想プライベートネットワーク)の利用
    VPNを使用することで、通信を暗号化し、データの盗聴を防止します。
  • HTTPS接続のサイトを利用する
    HTTPSで始まるウェブサイトは暗号化されているため、パスワードやクレジットカード情報などが安全に送受信できます。

タブレットにおすすめのウイルス対策アプリ3選【無料版あり】

タブレットでも使用可能なウイルス対策アプリを3つ紹介します。

Avira

Aviraはシンプルで使いやすいウイルス対策アプリで、無料版でも十分な保護機能を提供しています。スパムフィルター、VPN、デバイス最適化機能などが搭載されており、動作も軽いのでタブレットでもストレスなく使えます。

TotalAV

TotalAVは、リアルタイムでのスキャン機能を提供し、不審なアプリやデータの検出に優れた性能を発揮します。また、データ保護機能やブラウザの安全性チェック機能も備えており、個人利用でも安心です。

アバスト

アバストは、無料でウイルススキャン機能やリアルタイム保護機能が利用できるため、手軽に導入可能です。アプリごとにアクセス権限を見直す機能も備えており、セキュリティ管理が簡単に行えます。

タブレットの無料でできるウイルス対策方法

アプリ以外でも、無料で行えるセキュリティ対策があります。

OSアップデートの実施

最新のセキュリティパッチが適用されるため、OSの更新は必ず行いましょう。

不要アプリの削除

不要なアプリは削除しておくことで、意図しないデータ収集を防げます。

権限設定の見直し


各アプリに必要な権限のみを許可し、個人情報の流出リスクを減らします。


iPadとAndroidタブレットのウイルス対策の違い

iPadとAndroidタブレットのセキュリティの仕組みの違い

iPadのセキュリティの仕組み

iPadは、Appleの独自OSであるiOSを使用しており、App Storeでダウンロード可能なアプリも厳重に審査されています。サンドボックス技術を使用してアプリ間の通信を制限し、ウイルスの拡散を防いでいます。

Androidのセキュリティの仕組み

Androidは、オープンソースであるためアプリの種類が豊富ですが、自由度が高い分だけリスクも増えます。Google Playストアでの審査は行われていますが、不正なアプリが紛れ込むこともあるため、定期的なウイルス対策が推奨されます。

iPadでのおすすめウイルス対策アプリ

ノートン

強力なフィッシング保護やWi-Fiスキャン機能を備えており、データ保護に適しています。

カスペルスキー

データ暗号化やプライバシー保護に優れており、機密情報の管理が求められる利用者に最適です。

マカフィー

ウェブ保護やフィッシング詐欺の防止に加え、軽量でiPadに負担をかけず、快適に利用できます。

Androidでのおすすめウイルス対策アプリ

ZEROウイルスセキュリティ

システムに負荷をかけずに動作し、リアルタイムスキャンとバックグラウンドスキャンが強力です。

ウイルスバスター

フィッシング詐欺やウイルス感染のリスクを減らすためのセキュリティ機能が充実しています。

AVG

高い検出率と、使いやすいインターフェースで評価が高く、個人利用でも手軽に導入できます。


まとめ:タブレットのウイルス対策は使い方に合わせて選ぼう

タブレットのウイルス対策は、利用場所や使用状況に応じて適切な対策を選択することが重要です。公共Wi-Fiを利用する機会が多い場合はVPNの導入やWi-Fiのセキュリティ設定を徹底し、家庭での利用にはルーターのセキュリティ設定やファイアウォールの有効化を行いましょう。また、iPadやAndroidといったOSの違いに合わせて、適切な対策アプリを選び、安心してタブレットを利用できるように心がけることが大切です。

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