パソコンのウイルス対策には何が必要?無料でできる?おすすめソフトは?
パソコンのウイルス対策は、データ保護やセキュリティを強化するために不可欠です。
ウイルス感染によるデータ漏洩や金銭被害などのリスクを避けるためには、どのような対策が必要なのでしょうか?
この記事では、パソコンのウイルス対策における基本的なリスクの確認から、無料・有料のおすすめソフトまで、効果的なウイルス対策の方法を具体的にご紹介します。
ウイルス対策をする前に:パソコンのウイルス対策はなぜ必要?
パソコンを快適に利用する上で、ウイルス対策は欠かせないものです。日常のパソコン使用が主であっても、ウイルス感染のリスクは多く存在し、対応が不十分であると、さまざまなトラブルが発生する可能性があります。
以下では、ウイルス感染の具体的なリスクと起こりやすい場面について確認し、なぜウイルス対策が必要とされるのかを見ていきましょう。
パソコンのウイルス対策が必要とされる理由
データ漏洩・金銭被害の危険
ウイルス感染により、パソコンに保存されている重要なデータが漏洩するリスクが発生します。たとえば、キーロガーと呼ばれる種類のウイルスに感染すると、パスワードやクレジットカード情報などが記録され、不正アクセスや金銭被害に繋がる危険性があります。個人情報が漏洩すると、オンラインバンキングでの不正送金やクレジットカードの悪用なども考えられます。
不正アクセスのリスク
ウイルスはデータ漏洩以外にも、不正アクセスの原因となる場合があります。例えば、ランサムウェアに感染すると、パソコン内のデータが暗号化され、使用できなくなる恐れがあります。感染したデータの復元には身代金を要求されることもあり、対応が困難です。また、システム全体の動作が不安定になることで業務に支障をきたすケースも少なくありません。
ウイルスに感染しやすい使用シーン
公共Wi-Fiを利用しているとき
カフェや空港、駅などで提供される無料の公共Wi-Fiを利用する場面が増えてきていますが、これらのWi-Fiにはセキュリティが施されていないことが多く、ウイルス感染のリスクが高まります。
公共Wi-Fiは悪意のあるハッカーによって通信内容が傍受されることもあるため、特に機密性の高いデータ通信が必要な場合は利用を避けるか、VPNなどの安全対策を講じましょう。
不正リンクやファイル共有をするとき
ウイルス感染のリスクは、インターネット閲覧中にアクセスした不正リンクや、ファイル共有を通じて受け取ったファイルが原因となることも多々あります。
特に、身元不明のメールやリンクはウイルス感染のリスクが高く、ワンクリック詐欺やフィッシングサイトのように見せかけた不正サイトがウイルスの侵入経路となることが多いため注意が必要です。
ウイルス対策は無料でできる?有料版との違いも徹底比較
パソコンのウイルス対策には無料・有料ソフトの選択肢があります。以下では、無料で提供されるウイルス対策ソフトの機能と限界、有料ソフトとの違いについて解説します。
無料で提供されるウイルス対策の機能とその限界
無料ソフトが提供する基本的な保護範囲
無料のウイルス対策ソフトでも、基本的なウイルススキャンやリアルタイムの保護機能が搭載されています。日常的なウイルス検出や駆除には十分ですが、セキュリティ全体を包括的にカバーするには不十分な場合もあります。
無料ソフトは、主に個人利用の軽い対策として適していますが、企業や機密性の高いデータの保護には不足が出る可能性があります。
無料版のデメリット
無料のウイルス対策ソフトには、有料版に比べていくつかのデメリットが存在します。
例えば、サポートが限られているため、緊急のサポートが受けられないことがあげられます。
また、フィッシング詐欺対策やランサムウェア対策など、高度な機能が搭載されていない場合が多いため、万全の対策とはいえません。
有料版ウイルス対策ソフトの特徴
有料ソフトのメリット
有料のウイルス対策ソフトには、無料版にはない高度な保護機能が備わっています。たとえば、以下のような機能があります。
- フィッシング詐欺やランサムウェア、スパイウェアなど、より高度な脅威に対抗できる機能
- パスワード管理機能や安全なブラウジング機能
以上の機能により、安全性はより高まり、安心してインターネットを利用することが可能になります。
有料ソフトの選び方のポイント
有料ソフトは、企業から家庭まで幅広い用途に対応できるよう設計されており、総合的な保護とサポート体制が整っています。選ぶ際は、利用するデバイスの数や必要とする保護機能の種類を考慮し、料金対効果を比較して最適なソフトを見つけると良いでしょう。
おすすめのパソコンウイルス対策ソフト6選
無料で利用できるおすすめウイルス対策ソフト3選
アバスト無料アンチウイルス
「アバスト無料アンチウイルス」は、無料でありながらリアルタイム保護や高いウイルス検出率を備え、使いやすいインターフェースが特徴です。また、スパムブロックや簡単な操作で実行可能なスキャン機能が付いており、初心者から中級者まで幅広くおすすめです。
Avira Free Antivirus
「Avira Free Antivirus」は、ウイルス検出率の高さと軽量な動作が特徴で、PCに負担をかけずに利用可能です。さらに、ブラウザのプライバシー保護やランサムウェア防止機能が搭載されており、日常的なセキュリティ対策に適しています。
AVG無料アンチウイルス
「AVG無料アンチウイルス」は、ウイルスやスパイウェアを検出・駆除するシンプルで使いやすい無料ソフトです。無駄な広告が少なく、軽快に動作するため、日常的なパソコン利用におすすめです。
コストをかけてでも使いたい有料ウイルス対策ソフト3選
ウイルスバスター
「ウイルスバスター」は、トレンドマイクロが提供する総合的なウイルス対策ソフトで、フィッシング詐欺やランサムウェア対策に優れた多機能な保護が特徴です。また、複数デバイスに対応しており、家族全員で使用する際にも便利です。
ノートン
「ノートン」は、セキュリティソフト市場で長年の実績を持つ信頼性の高いソフトウェアです。データバックアップやクラウドセキュリティなども含まれており、企業や家庭での高い安全性が求められる環境に最適です。
ESET
「ESET」は、動作が軽快でパソコンへの負担が少なく、AI技術による脅威検知が強化されている点が特徴です。リーズナブルな価格で提供され、コストパフォーマンスにも優れています。
ウイルス対策以外の必須セキュリティ対策
ウイルス対策以外で取り入れるべき基本セキュリティ設定
ファイアウォールの設定
ファイアウォールは、外部からの不正なアクセスを防ぐ役割を果たし、パソコンのセキュリティを強化します。ファイアウォール設定はOS内に基本的なものが標準搭載されていることが多いので、有効にすることでさらに安全性を確保できます。
OSおよびアプリの定期的な更新
OSやアプリのアップデートには、最新のセキュリティパッチが含まれているため、定期的な更新を行うことで新たな脆弱性を未然に防げます。自動更新設定にしておくことで、常に最新の状態を保つことが可能です。
パソコンをさらに安全にするための追加のセキュリティ対策
二段階認証やバックアップ設定のすすめ
重要なデータを保護するために、二段階認証や定期的なデータバックアップを設定しておきましょう。二段階認証を有効にすると、不正ログインのリスクを低減でき、バックアップによりデータ復元もスムーズに行えます。
公共Wi-Fi利用時に便利なVPNサービス
公共Wi-Fiの利用時には、VPNサービスを活用することで通信内容が暗号化され、情報が傍受されるリスクを低減できます。信頼できるVPNアプリを選び、無料・有料プランを比較しながら利用するのが良いでしょう。
まとめ:自分に合ったウイルス対策を選んでパソコンを守ろう
パソコンのウイルス対策には、使用シーンに合った対策が重要です。用途に応じて必要な機能を備えたソフトを選び、日々のセキュリティ意識を高めることで、安心してパソコンを利用できる環境を作りましょう。
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