業務用複合機の価格相場|新品・中古の選び方や家庭用との違い

業務用複合機の導入を検討している方に向けて、価格相場や新品・中古の違い、選び方のポイントを分かりやすく解説します。
本記事では、印刷速度や対応用紙、サポート体制など、購入前に確認すべき項目も詳しく紹介します。
- オフィスで業務用複合機の導入を検討している方
- 新品か中古かで迷っている総務・情報システム担当者
- コストを抑えつつ信頼できる業者に相談したい人
業務用複合機の価格相場を知る前に知っておきたいこと

複合機の価格は機能と導入形態によって変わる
業務用複合機の価格は、機能の豊富さ、印刷速度、対応する用紙サイズなどによって変動します。
また、購入・リース・レンタルといった導入形態によっても初期費用や月々のランニングコストが異なります。
高機能であればあるほど価格も高くなり、導入方法によってはコストを分散させることも可能です。
業務用複合機と家庭用コピー機の違い
家庭用コピー機と業務用複合機では、耐久性・処理能力・機能の面で大きな違いがあります。
家庭用は軽量で低価格ですが、印刷枚数が多くなると耐えられない場合があります。
一方、業務用は長時間の使用に耐える設計で、部数の多い印刷や高度なネットワーク連携にも対応できます。
新品業務用コピー機の特徴
- 最新機能が利用できる:最新技術や高性能な機能が搭載されている
- 耐久性:使用歴がなく、故障のリスクが低い
- 保証やサポートが充実:メーカー保証や初期設定サービスが含まれることが多い
新品の業務用コピー機は最新の機能と高い耐久性が魅力です。
最新のセキュリティ技術やクラウド連携なども実装されており、業務効率を大きく向上させる可能性があります。
また、メーカー保証やサポートが充実している点も大きなメリットです。
中古業務用コピー機の特徴
中古複合機はコストを大幅に抑えられるのが魅力です。
リースアップ品や展示品など、比較的状態の良い機器も多く出回っており、導入のハードルを下げられます。
ただし、保証やメンテナンス体制が不明な場合もあるため、信頼できる業者選びが重要です。
中古を選ぶ際に注意すべき点
中古の複合機を選ぶ際には、次の点に注意が必要です。
- 使用歴とメンテナンス履歴:使用頻度が高いと故障リスクが高まるため、履歴の確認が重要
- 保証期間の短さ:メーカー保証が切れている場合が多いため、サポート内容も確認しておく
新品の業務用複合機の価格相場は?

新品の業務用複合機の価格の平均相場
新品の業務用複合機は、モデルやメーカーにより価格が大きく変わりますが、一般的には以下の価格帯が目安です。
- シンプルな基本モデル:20~40万円程度
- 高機能モデル(プリント枚数が多い、カラー対応など):50~100万円以上
最新モデルほど高価で、オフィスの規模や業務の種類に合わせて、機能を確認しながら予算を設定すると良いでしょう。
新品の業務用コピー機を購入する際に注意すべき点を押さえる
印刷速度
印刷速度は、業務効率に大きく影響します。
たとえば月間の印刷枚数が1,000枚を超えるような場合は、1分間に30枚以上の出力が可能な中〜上位モデルを選ぶとスムーズです。
小規模オフィスでは20枚/分程度でも十分ですが、社員数が多い場合や一度に大量印刷を行う業種では、速度が業務のボトルネックになりかねません。
対応用紙サイズ
A4専用機は価格が安価で導入しやすい一方、A3に対応するかどうかで使い勝手は大きく変わります。
図面やPOP、ポスターなどを社内で印刷する業種ではA3対応が必須になることも。
将来的な利用用途も踏まえた用紙サイズの対応範囲をチェックしましょう。
サポート体制
新品であっても、万が一のトラブルやエラーに迅速に対応してもらえる体制があるかどうかは大きな安心材料です。
販売店が自社で保守を行っているか、メーカーのオンサイト保守が受けられるかなど、サポートの範囲や対応スピードを事前に確認しておくことが大切です。
セキュリティ機能
近年は情報漏洩リスクへの対策として、複合機にも高度なセキュリティ機能が求められています。
ユーザー認証機能、印刷データの暗号化、クラウドストレージとの連携管理など、社内の情報を守るために重要な機能が搭載されているかも必ずチェックしましょう。
特に医療・法律・金融などの機密性が高い業種では欠かせない要素です。
業務用複合機の中古を選ぶメリットとデメリット

メリット
初期費用が抑えられる
中古の最大の魅力は、やはりコスト面です。新品では数十万円から数百万円かかる複合機でも、中古であればその半額〜3分の1以下で手に入ることも珍しくありません。
小規模事業所や起業直後のスタートアップ、部署単位での導入など、コストにシビアな場面では大きなメリットとなります。
十分な機能が揃っている場合が多い
中古とはいえ、オフィスで必要とされる基本的な印刷・コピー・スキャン・FAXなどの機能は問題なく搭載されています。
特に近年の機種は、数年前のモデルでも十分なスペックを持っており、日常業務に支障のない性能が期待できます。
短期間での導入が可能
新品を取り寄せる場合、機種によっては納品までに数週間かかることがありますが、中古機であれば在庫があれば即納・即設置が可能なケースが多く、スピーディーな立ち上げが可能です。
急なオフィス移転や支店開設など、短期間での対応が求められる場面にも適しています。
リース選択肢が豊富
中古複合機でもリース契約が可能な販売業者が増えており、初期費用ゼロでの導入も現実的です。
短期リースや月額制のプランも多く、予算に合わせた柔軟な選択ができます。導入後の負担を軽減したい企業にとっては、非常に魅力的な制度です。
デメリット
故障や劣化のリスクがある
中古品である以上、内部の消耗や外装の劣化が避けられません。
特に長時間の使用に耐えられるかどうかは重要なポイントで、使用履歴が不明確な場合はリスクが高くなります。
印刷不良や紙詰まりなどが頻発すると、業務効率にも悪影響を及ぼします。
保証やサポートが不十分な場合がある
新品と違い、メーカー保証がつかないケースがほとんどで、販売店独自の短期間保証に限られることも多いです。
トラブル発生時に即対応してくれる保守体制がないと、復旧までに時間がかかる恐れもあります。アフターサポートの内容は契約前に必ず確認する必要があります。
最新機能が搭載されていない可能性がある
中古機は型落ちモデルであることが多く、最新のセキュリティ機能やクラウド連携、ユーザー認証といった機能が非対応のケースもあります。
情報管理の厳しい業種やクラウド環境と連携する業務には、最新モデルが求められるため、中古では対応が難しい場合があります。
メンテナンスの履歴が不明な場合がある
中古品の中には、過去の保守履歴や使用状況が明示されていないものもあります。
定期的な清掃や部品交換がされていない機体は、故障の原因になる可能性が高く、導入後に追加費用が発生することも。
信頼できる業者からの購入が前提となります。
業務用複合機の価格を抑えるためには?

中古と新品の価格差から考えて購入する
導入コストを重視するのであれば、中古も含めて比較検討するのが賢明です。
使用年数やスペックを明確にして、コストパフォーマンスの高い機種を選びましょう。
必要な機能だけに絞る
複合機の機能には、コピー、スキャン、ファックス、ネットワーク接続などさまざまなものがありますが、使用頻度が低い機能は省くことでコストを削減できます。
すべての機能をフル装備する必要はありません。自社に必要な機能(例:両面印刷、FAX不要など)に絞れば、コスト削減につながります。
リース契約とレンタルの活用で初期費用を抑える
リースやレンタルを利用することで、初期費用を抑えながら短期や長期の利用が可能です。
短期間のイベントなどにはレンタルが、長期利用にはリースが向いています。
長期的なメンテナンス費用も考慮して選ぶ
導入時の価格だけでなく、トナーや修理費用などのランニングコストも視野に入れ、トータルコストで判断することが重要です。
業務用複合機は購入費用以外にも、ランニングコストがかかります。
メンテナンスや消耗品費用も考慮し、トータルコストが抑えられるモデルを選びましょう。
まとめ:業務用複合機の選び方とコスト管理で効率的なオフィス運営を

業務用複合機はオフィスにとって重要な設備であり、その価格や機能はさまざまです。
新品と中古の選択肢を理解し、オフィスのニーズに合った複合機を選ぶことが、長期的なコスト削減に繋がります。
業界歴10年を越えるベテランスタッフが在籍するITDでは複合機に関するご相談を一括でお引き受けしております。
かなりお安い導入費用からご提案可能なので、お気軽にお問い合わせください。
↓👇下記お問い合わせより、お気軽にご連絡ください!即対応いたします!👇↓

