業務用コピー機の値段を徹底解説!新品・中古・リースの選び方
業務用コピー機を設置していないオフィスはないと思います。頻繁に使用している業務用コピー機ですが、購入する際にはどれくらいの値段なのでしょうか。
また、購入する際にはどのような点に気をつけ、どのようなコピー機を選べばいいのでしょうか。業務用コピー機の値段や種類、選び方や注意点について解説します。
また、中古の業務用コピー機とリースでの購入などについても説明していますので、自社に最適な購入方法の参考にしてください。
業務用コピー機は非常に大切!
オフィスにおけるコピー機の役割は、業務の効率化や生産性の向上の観点から大きな役割を担っています。業務用コピー機には大変多くの機能が備わっており、1台の業務用コピー機で多くの作業をこなすことができます。
印刷だけでなく、コピーやスキャナーとしても活用でき、またFAXの機能も備わっている機種もあります。業務用コピー機を活用することで、業務の効率化や生産性の向上が期待できます。
業務用コピー機の値段相場
新品の場合
業務用プリンターを新品で購入する場合、メーカーや種類により値段はさまざまですが、100〜400万円と値段に幅があります。コピーやスキャンなどの機能や、クラウドに連携できる機能などもあるので、性能や機能にこだわって選ぶと高額になるでしょう。そのため、必要な機能や価格のバランスを考え選ぶ必要があります。
中古の場合
中古の場合の価格相場は10〜50万円といわれています。中古の業務用コピー機は新品に比べて大幅に値段が下がり、最も古い型落ち品などは10万円以下で購入できることも少なくありません。コストを抑えて業務用コピー機を導入したい場合にはおすすめです。
業務用コピー機の種類
インクジェット
特徴
複数のインクカートリッジを使用し、インクを紙に噴射して印刷を行います。色の再現性が高いので、発色もよく綺麗な仕上がりになるのが特徴です。
利点
色の再現性や解像度が高く綺麗な発色を再現できるので、写真などの印刷に向いています。ただし、普通紙での印刷では綺麗な光沢が再現できませんが、光沢紙を使うことで綺麗に仕上げることが可能です。また、導入コストが比較的安く、コンパクトにできるので省スペースで設置できます。
欠点
インクを紙に吹き付けて印刷するので、にじみが発生する場合があります。小さな文字などを印刷するのには向いていません。印刷速度が遅いので、高速印刷や大量の印刷には向いていないのです。
レーザー
特徴
レーザー方式では、トナーの粉に熱を加えることで紙に押し付けて印刷します。印刷時のブレやにじみが少ないので、高速で印刷でき小さな文字も綺麗に印刷可能です。
利点
印刷でのにじみも少なく耐水性・耐久性が高いです。高速で印刷できるので、大量の印刷に対応できるのでビジネスでの利用に向いています。
欠点
色の再現性がよく無いので、繊細な表現が必要な写真の印刷には向いていません。導入する際のコストがインクジェットプリンターより高く、サイズが大きいので設置する際にはスペースが必要です。
業務用コピー機の選び方
値段を考える
業務用コピー機を購入する際に最も気になる点として値段があげられるでしょう。新品で約400万円しますので、いざ購入しようとしても悩んでしまいます。値段が高くなる要素として、業務用コピー機の性能が関係してきます。高機能な業務用コピー機は便利ですが値段が高いです。
たしかに、高機能な業務用コピー機は便利ですが、必要のない機能もあるでしょう。その場合、グレードを落とし必要最低限の機能を備えた業務用コピー機を選択すれば、値段を抑えることができます。購入する場合は、自社のニーズを満たしている業務用コピー機を選択することが大切です。
業務用コピー機購入時の注意点
新品のメリットデメリットを考える
- 最新技術が使える
- 相互性が良い
- 長期間の保証で安心
- 故障リスクが低い
- 初期費用が必要
- 納期が長い場合がある
業務用コピー機のリースと購入の比較
リース | 購入 | |
利用期間 | 5〜7年 | 制限無し |
中途解約 | 不可(違約金) | 自由 |
商品 | 選べる(新品) | 選べる(新品・中古) |
初期費用 | 不要 | 必要 |
固定資産 | 不要 | 必要 |
経費処理 | 可能 | 不可 |
減価償却 | 不要 | 必要 |
リース契約の種類と条件
リースの種類には、ファイナンシャルリースとオペレーティングリースがありますが、業務用コピー機ではファイナンシャルリースが主流みたいです。業務用コピー機を導入する際には、リース契約とは別に保守契約を結ぶようです。8割近くの人が契約しているのが「カウンター保守料金」となります。
カウンター保守では、1枚あたりの単価が設定されており、モノクロ2円〜3円/1枚、カラー15円〜25円/1枚が相場です。使用枚数によってカウンター料金が請求され、カウンター保守料金の中に定期メンテナンスや故障時の対応、トナーの交換費用などが含まれています
購入とのコスト比較
リースの場合、初期費用が不要でリース料金を経費として計上できる点は大きなメリットです。しかし、契約期間中に解約した場合は残りの期間の費用を、違約金として支払う必要があります。
購入の場合、初期費用が必要になる点は購入する際の最大のポイントとなるのではないでしょうか。しかし、商品を選ぶ際に新品と中古を選択できる点はメリットです。リースは経費処理可能ですが、購入した場合は固定資産として減価償却しなければなりません。経費処理が複雑になる点は、デメリットかもしれません。
リースを検討する
業務用コピー機は高額な商品です。そのため、購入するにはそれなりの初期費用が必要になってしまいます。購入のコストなどを考えると、リースの方が初期費用の必要もなく、毎月のリース料金を経費として計上できます。
リースでは利用期間が5〜7年と決められており、中途契約すると違約金などのペナルティがありますが、毎月定額で最新の業務用コピー機が利用できるのでおすすめです。
中古の買い方に注意する
中古の業務用コピー機は長く使用されているので、故障や不具合のリスクが高いです。そのため、メンテナンスに費用がかかるので注意が必要です。
新品業務用コピー機の価格帯
人気なのはどれ?
業務用コピー機の主要メーカとして、「キャノン」「リコー」「富士フィルム」があげられます。各メーカの特徴とモデルを紹介していきます。
キャノン
家庭用プリンターから業務用まで幅広く手がけているキャノン。特徴としては、ハイクオリティな画質でネットワーク連携が非常に便利です。また、省エネで環境に優しい点もキャノンの特徴です。
Canonは代表機種として「imageRUNNER ADVANCE DX」シリーズがあげられます。
リコー
リコーは保守メンテのサポートが充実しています。スリープからの復帰時間も早いので、ストレスを感じることがなく使用でき、日常の業務に必要な機能を備えながら価格も抑えられたコスパもいいです。
代表機種として「RICOH IM C」シリーズがあげられます。
富士フィルム
印刷画質に定評があり、他のメーカーと比べて画像データの印刷に優れています。また、故障も少ななくサポート体制も良いので安心して使えるでしょう。印刷画質が優れていますが、その分他のメーカーよりもカウンター料金が高くなる傾向があります。
代表機種として「DocuCentre-VII C」シリーズがあげられます。
業務用コピー機のおすすめの選び方
業務用コピー機を購入する際は、自社に必要な機能と性能をよく考えて選ぶことが重要です。また、オフィスの規模や用途に応じた選択をし、長期的なコストと効果を考慮することも大切です。
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